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平安時代をめぐる 羅城門址、そして矢取地蔵尊へ

2022-02-07
東寺の西側にある唐橋羅城門公園の片隅に「羅城門址」の石碑が建っています。かつての平安京朱雀大路南側に位置し、羅城門がこのあたりにあったといわれています。公園内にポツンと建つ石碑になぜか哀愁をかんじます。
公園の入り口には地蔵堂があり矢取地蔵とよばれる石像が安置されています。平安時代に東寺の弘法大師と西寺の守敏僧都は対立を深めていました。神泉苑での雨乞い法会で敗れた守敏僧都は弘法大師を恨み、背後から矢を放ち襲おうとします。しかしその時、黒衣の僧が現れ弘法大師の身代わりに肩に怪我を負います。その黒衣の僧は地蔵菩薩とされ、地蔵堂の矢取地蔵の右肩には矢傷があるいう伝説が残っています

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