江戸時代初め、皇位を退かれた後水尾上皇(ごみずのおじょうこう)の御所として建立。
現在は建物はなく、建築・造園の名手「小堀遠州」作の庭園が残されています。
仙洞(せんとう)とは俗界から離れた仙人の住む清らかな地を意味しています。
御所南端には庭全体を見渡すように配置された「醒花亭(せいかてい)」と呼ばれる御茶屋があり、
きっと隠居された天皇がこの庭を眺めてゆっくりとした時間を過ごして居たのでしょうね。
参観には事前申し込みが必要ですのでご注意を!
職員の方が案内してくれます。貴重な体験ができた参観でした。